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そんなつもりではなかったのに、不倫してしまった

不倫って、別に珍しいものじゃないですよね。
こんな言い方をするとかなり問題があるんですけど、正直な話、みんなけっこうやってます。
まさか名指しするわけにはいきませんが、とある心理学者の女性が、夫婦の愛を深いまま維持するために、時には不倫のような恋も必要だということを熱弁していたのです。
人間は「マンネリ」というものを嫌う生き物です。
それは恋愛で会っても同じことで、どれほど深い愛であっても、飽きるという感情には勝てないのです。

お互いに対して興味を失うことで、醒める夫婦の関係。
それを防ぐための不倫。
たまには相手を変えてみることで、また次の機会からは新鮮な気持ちでパートナーを抱くことができる。
要するにそういう心境でしょうか。
一応のところ最低限の筋は通っているかと思いますが、もちろん納得できない人も多いでしょうね。

私もひとりの女として、不倫だけは絶対に許せないと考える立場にいました。
実際私は、とてもよくできた亭主に恵まれて、幸せな家庭を築いていたのです。
亭主とは長い時間をかけて愛をはぐくんだ末での結婚でした。
恋人として付き合った時間が長かったので、お互いのことをよく理解し合っているというか、言いたいことがなんでも言える気の置けない間柄なので、無理に我慢するような不自然なきしみはありません。
心の面においては、完璧に愛し合っていたと断言できます。
いえ、過去形で書きましたが、夫に対する愛は今でも全く変わっていません。
けれども私は、浮気というものに手を出してしまったのです。
ほんの一瞬、魔がさしてしまい、最愛の夫を裏切ったのです。

なぜそんなことをしたのか。
今さら何を言っても言い訳にしかならないのは分かっていますが、誰かに聞いてもらわなければ、精神が崩壊しそうです。
だから、以下の文章は私の独り言として受け止めてください。

 私と夫は確かに心から愛し合っていたと断言できるのですが、たったひとつだけ、私たち夫婦の間には溝がありました。
どうしても埋めることが難しい、深い溝が。
それは、体の相性です。
つまり私たち夫婦は、セックスの相性がとことん悪かったのです。
テクニックの問題以前に、例えば性器の形状などの問題から、どうしても体の相性が悪い夫婦が、全国にいるという話を聞いたことがあります。
技術の問題でないなら、これはもう明らかに他人の手を越えた運命の問題です。
誰が悪いと名指しできる問題ではありません。
私たち夫婦もそうでした。
夫か、あるいは私の方が未熟でエッチが下手だったという可能性はもちろん否定できませんが、ある程度の回数を重ねましたので、どうしてもそれだけの問題ではないような気がするのです。
やはり、テクニック以前に相性の問題があったのでしょう。
どれだけ愛し合っていたとしても、セックスの相性が悪いというのは気まずいものです。
愛し合っているのにセックスレス。
セックスでお互いの愛を確かめ合うことができないわけですよ。
このことが本当につらかった。

だから私は浮気してしまったんです。
出会い系サイトを通じて知り合った相手と、不倫の関係に堕ちてしまったのです。
最初のきっかけは、些細なものでした。
いえ、些細なものとは決して言えないかもしれませんね。
実は私、ネットショッピングが趣味なんですよ。
恥ずかしながら、少々お金遣いが荒い一面もありまして。
何を言っても言い訳にしかなりませんが、主人との体の相性がもう少し良ければ、私がこれほどの浪費癖に溺れることもなかったのかなと、そう思わずにはいられません。
なにしろ、セックス以外の部分で大きなストレス解消源を求めていましたから。

それで、ある時私は悪癖を爆発させ、大きな買い物をしてしまったのです。
いえ、さらに言い訳を重ねるなら、無駄遣いをしたつもりが特にありませんでした。
気が付いたら、ネットショッピングの清算金額がものすごい大きさに膨れ上がっていたんです。
ひょっとしたら、値段の表示を読み間違えたのかもしれません。
いずれにせよ、私が浪費した金額は、家計からほいと捻出できるものではありませんでした。
私は途方にくれます。
どうやってお金を出そうか。
いくらカード決済だから猶予があるとはいえ、いつまでたってもごまかせるものではありません。
夫に正直に話して謝ろうかとも思いましたが、私が謝ってすむ問題ではないのです。
すぐに考えなおしました。
そして、自分の失敗には自分で始末をつけることにしたのです。
つまり、自分でお金を稼ぎだそうと。
そう決心したのはよかったのですが、次なる問題は、どのような手段で稼ごうかという問題です。
最初に考えたのは、スーパーのレジ打ちなどいかにも「主婦向け」とされる類のアルバイトです。
けれども、私が今回しくじったせいで失った金額は、そんなかわいらしい稼ぎ方で賄えるようなものではなかったので、次の案を考える必要がありました。
そこで私が手を出したのが、ライブチャットの仕事でした。
女性向けの高収入のアルバイトがあるということで、風のうわさでは聞いていたのですが、まさか自分が手を出すことになるとは思いもよりませんでしたね。
これなら自由な時間帯に働けるし、くどいようですが本当に稼ぎがいいんです。
ためらいは若干ありましたが、その当時の私にとって、高収入という項目は他の何よりも魅力的なものでしたので、私はライブチャットの専門サイトで、アルバイターとして登録をして、来るべきお客様を待ち構えたのです。
待ち構えたという言い方は少し乱暴かもしれませんが。

ライブチャットをやってみたことがある人はご存じかも知れませんが、ライブチャットというものは、専門サイトにアクセスするほか、一般的な出会い系サイトの中にも、ライブチャットのための専門コーナーを設けたものがあります。

私がアルバイターとして登録したサイトは、そのようなサイトだったんですね。
私は、アルバイターとしてサイトにアクセスする傍ら、ごく普通の出会い系サイト利用者として、出会いを求めることもできたわけです。
それが、私にとっての落とし穴でした。
こういうサイトを使ってもいいよと目の前に差し出されると、どうしても誘惑に負けてしまいます。
かくして私は、一人の男性と知り合ったのです。
最初のうちは、とりわけ深い関係になることを意図したわけではありません。
楽しい話相手が出来た、くらいの感覚でした。
いわゆるメル友ですね。
けれども、話しているうちに、お互いの価値観がけっこう似通っていることに気がつくと、けっこうものすごい勢いで関係が進展していきました。
セックスレスであったことも大いに関係しているのでしょうが、私はとにかく、異性の身体が恋しくて仕方のないような心理状態だったのです。
今になってからふと思うことですが、夫の場合はどうだったのでしょうか?
私が慢性的な欲求不満を抱えていたのと同じように、夫も欲求不満を抱えていたのでしょうか。
分かりません。
どのみち、今となっては確かめようのないことです。
知り合って数カ月が経過した頃、私たちはいとも簡単に、デートの約束を交わしてしまったのです。
セフレとして知り合った二人はいい年した大人です。
いい年した大人がデートして、なにもありませんでしたとそのまま帰るわけがないのです。
私はその日、彼とエッチしました。
単純に「エッチしただけ」ではないのです。
ものすごく気持ちのいいセックスをしました。
体の相性がよかったのでしょうか、かつての人生では経験したことがないくらい、体の芯からとろけるような、素晴らしいセックスでした。
一度でも身体が贅沢を覚えてしまうと、もうその基準を下げることは難しいもの。
その人のことは考えてはいけないと思いつつ、どうしても衝動を抑えきれず、二度三度と、セフレとのセックスを続けました。

そうして現在に至ります。
もはや完全にセックス依存症と呼ぶべき状態です。
どう転んでも、この状態から抜け出すことができません。

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